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『もてない男』
2005年10月18日 (火) 23:10 | 編集
 突然ですが、私は大抵、何冊か並行して本を読んでいます。通勤中に読む本が2冊くらいあって、ベッドのそばの本もあります。これはちびちび読む本で、週末には一気に読む本を読みます。
 ま、だから1冊読むのに何ヶ月もかかったり、途中で中断する本も多々あるんですけどね。
 そんな私がつい先日読み始めた新書があります。小谷野敦の『夏目漱石を江戸から読む』です。でも、私の中で新書は「ちびちび」の方に属しているので、読み終わるのはいつになる事やら。

 しかし、新書だけど一気に読んだ本もあります。今日はその本を紹介しようと思います。


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小谷野敦『もてない男―恋愛論を超えて』ちくま新書、1999年

歌謡曲やトレンディドラマは、恋愛するのは当たり前のように騒ぎ立て、町には手を絡めた恋人たちが闊歩する。こういう時代に「もてない」ということは恥ずべきことなのだろうか?本書では「もてない男」の視点から、文学作品や漫画の言説を手がかりに、童貞喪失、嫉妬、強姦、夫婦のあり方に至るまでをみつめなおす。これまでの恋愛論がたどり着けなかった新境地を見事に展開した渾身の一冊。


 何が凄いって、目次から面白いんですよ。

第1回 童貞であることの不安―童貞論
第2回 「おかず」は必要か?―自慰論
第3回 女は押しの一手?―恋愛論
第4回 てめえらばっかりいい思いしやがって!―嫉妬・孤独論
第5回 妾の存在意義―愛人論
第6回 強姦する男、誘惑する女―強姦・誘惑論
最終回 恋愛なんかやめておけ?―反恋愛論
 
 
 凄くないですか??読みたくなりますよね??

 高校生の時の現国の先生が、授業の度に小説と新書を一冊ずつ紹介してくれていたんですけど、その時に紹介された一冊です。
 …こんな過激な内容の本を生徒に薦めていいのかしら??なんて疑問も少し湧きますが、凄く良い先生なんですよ。
 一応、彼の名誉のために言っておくと、まじめな内容の本もちゃんと紹介していただきました。

 この本、こんなタイトル&目次ですけど、「ちくま新書」です。新書といえば、センター試験の論文の元ネタとしてもよく使われる、一般的にお堅い本のイメージですよね。
(特に中公新書なんかはそうです)
 ですから、この本もふざけてるわけではないんです。ちゃんと文学作品などを引用して検証したりもしています。

 この本の作者、小谷野敦は日本文学に関する著作が多いので、とりあげられている作品も日本文学が多いです。
 でも、文学だけじゃなくて漫画とか、実際のモノに関して考察してたりまします。
 例えば、第2回の自慰論のコーナーではそういう器具について「これは使ってみたけどダメだった」とか。

 とにかく、読み物として面白いです。しかも、この人の文章の書き方もとても読みやすいんです。
 冒頭で述べましたが、今読んでいる『夏目漱石を江戸から読む』はまじめな(『もてない男』もまじめだと思いますが)本なのですが、それでもとても読みやすいです。

 読みやすい題材に読みやすい文体。ぜひ一度お試しください☆
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