Tout va bien
Tout va bienはフランス語で万事快調! 私をハッピーな気分にさせてくれる物の紹介plus日記です。
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ぼくらは世界一の名コンビ!
2006年01月09日 (月) 21:36 | 編集
 こんばんは。今日は、映画の紹介をしようか本の紹介をしようか迷います。
 …なんと、時間があるので両方やってしまおう!という結論に達しました!映画は観た日の日付で載せちまいます!
 年末に、こまめに更新します宣言をしたのに、イマイチできてないので、それを誤魔化そう、という考えもあります。
 というわけで、今日は先ほど読み終えた本の紹介をしますね。

ロアルド・ダール『ぼくらは世界一の名コンビ―ダニイと父さんの物語』(Roald Dahl : DANNY The Champion of the World)小野章訳、評論社、1978年

ニューヨークの出版社からひとこと

 作者のロアルド・ダールさんから、出版社に注文がありました。はじめにこの本の中身について、ひとこともいってはいけないというのです。「はじめに中身を話したら」とダールさんはいいます。「元も子もなくなってしまう」
 そんなわけで、出版社といたしましては、この本は、ある男の子と父さんのわくわくするようなキジ捕りの冒険のお話で、おもしろいですよとしかいえないのです。それから、もうひとつ、これならいってもかまわないでしょう。その男の子ダニィのことばをかりれば、その父さんは、「正真正銘、掛値なしに、この世界で一番すばらしい、たのしくてわくわくする父さん」だということです。


 これは、私の大好きなロアルド・ダールの本です。上に引用したのは、前書きのようなものです。
 今までのなかでも、紹介するのがとても難しいですね。だって、前書きにもある通り、作者が内容についてばらしちゃだめ!って言ってるんですから。

 NYの出版社の方と同じように「おもしろいですよ」とだけ言っておきます。児童書なので、決して読むのに時間がかかるわけではありません。ですから、書店なり図書館なりへ向かい、手に取ることをお薦めいたします。
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『春の雪』
2005年12月19日 (月) 00:29 | 編集
 こんばんは。ご無沙汰しています。今日は1日ゆっくりと本を読んで過ごしました。
 今日読み終えた本を紹介します。

harunoyuki

三島由紀夫『春の雪』新潮文庫、1977年

 維新の功臣を祖父にもつ侯爵家の若き嫡子松枝清顕と、伯爵家の美貌の令嬢綾倉聡子のついに結ばれることのない恋。衿り高い青年が、<禁じられた恋>に生命を賭して求めたものはなんであったか?――大正初期の貴族社会を舞台に、破滅へと運命づけられた悲劇的な愛を優雅絢爛たる筆に描く。現世の営為を越えた混沌に誘われて展開する夢と転生の壮麗な物語『豊饒の海』第一巻。

 先日映画を観てきて、それから読み始めた『春の雪』、ついに読み終えました。
 忘れていた部分、映画では触れられなかった挿話、映画では少し変化していた部分など発見が色々あって面白かったです。

 読んで、やっぱり思ったんですけど清顕は妻夫木じゃないような…。私はもっと色が白くてきれいな男の子を想像してしまいます。
 でもまぁ、良いんですけど、ね。

 三島由紀夫の文章が苦手な人は読みにくいかもしれませんが、貴族の社会を描いた作品には合ってるなぁと私は思いました。
 やっぱり、こう、切なくなりましたね。
 この作品は清顕の視点から描かれているので、聡子が何を思っていたのか、それは分かりません。でも、私は清顕に感情移入して、うるうるしながら読んでました。

 お夕飯の前に読み終えたので、お夕飯が済んでから急いで車を走らせ、第二巻を買ってきました。
 井坂幸太郎の本も買っちゃったので、どっちから読むか分からないけれど、「豊饒の海」は全部読み返そうと思っています。
(きっと、来週は井坂幸太郎を読んで、お休みに入ってから続きを読むんでしょう)
ダ・ヴィンチ
2005年12月13日 (火) 00:45 | 編集
 今日、久々に古本屋ではない書店に立ち寄りました。それで、少し雑誌を立ち読みしてみたのです。

 私はあまり雑誌を読まない方…だと思います。でも、表紙を眺めて廻るのは好きなんです。
 今日惹かれたのは「ダ・ヴィンチ」です。この時期のお楽しみ企画、BOOK OF THE YEAR 2005をやっていました!!(詳しくはWEBダ・ヴィンチでどうぞ)

 今年読まれている本は、いつになく映画化、ドラマ化されたものが多かった気がしました。ちなみに1位は『電車男』。

 活字離れが叫ばれている作今、映像をきっかけに活字の方にも興味を持ってくれるのは好い事だ、と「いち活字フェチ」として思うわけです。
 本のページをめくる愉しみ、限定されない自分の想像で映像を展開する楽しみ。
 これを機に、多くの人に味わって貰いたいと思うのです。

 ダ・ヴィンチを読んで気になる本が2、3増えました。
『脂肪の塊・テリエ館』
2005年12月08日 (木) 00:19 | 編集
 こんばんは。今日はフランス文学です。


ギ・ド・モーパッサン『脂肪の塊・テリエ館』(Guy de Maupassant/Boule de Suif, La Maison Tellier) 新潮文庫、1951年

『脂肪の塊』
30歳のモーパッサンが彗星のように文壇に躍り出た記念すべき短篇小説。普仏戦争を背景に、ブルジョワや貴族や修道女や革命家といった連中と1人の娼婦とを対置し、人間のもつ醜いエゴイズムを痛烈に暴いた。人間社会の縮図を見事に描き切ったこの作品は、師フローベールからも絶賛され、その後の作家活動を決定づけた。


 『脂肪の塊』も『テリエ館』も娼婦が主人公の話です。でも、私が何度か取り上げたことのある高級娼婦ではありません。ごくごく普通の娼婦です。

 私が卒業論文を書いたとき、ゾラの作品や新聞に寄せた文章を参考にしました。
 同じ自然主義者でありながら、モーパッサンとゾラの娼婦に対する態度、すなわち描写には大きな相違があることを感じました。
 大まかに言うと、ゾラは否定的、モーパッサンは好意的ですね。

 どうしてそんな違いが生じたのでしょう。必ず理由があるはずですよね。
 …と思わせぶりなことを書きましたがまだ理由はわかりません。

 ちょっとその理由などを探ってみたくなったので、時間を見つけてまたこの本に関する記事を書きたいと思います。乞うご期待!
ゴドーを待ちながら
2005年11月27日 (日) 23:50 | 編集
 こんばんは。今日は本のお話です。初の試みですが、戯曲を紹介しようと思います。


サミュエル・ベケット『ゴドーを待ちながら』(Samuel Beckett : En attendant Godot)安藤信也、高橋康也訳、白水社、1990年

 ひどく寂しい状態になってしまいましたが、本の裏表紙に紹介文もなく、amazonに画像もなかったんです。ごめんなさい。

 この『ゴドーを待ちながら』のあらすじを簡単に説明すると、エストラゴンとウラジ-ミルという二人の男がゴドーという人を待っているが現れない、という単純なものになってしまいます。
 しかし、このお話はそんなに簡単には片付かないんです。

 詳しくお話すると、レポートになってしまいます(笑)でも、詳しい話もしたいですね。
 今日は時間がないので、時間を見つけてまた今度書きたいと思います。
 不思議な雰囲気のお話で、「戯曲とか読めるわけないじゃん」って思っていた私が楽しく読めたので、なかなかお薦めです。

 今日は参考までに、手塚治虫の漫画、『七色いんこ』でこの『ゴドーを待ちながら』をモチーフにしたお話が描かれていることを紹介しておきます。
 その手塚治虫の漫画の方はなかなか切ない話なのです。見かけた方は是非読んでみてくださいね。
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